Office365 Teamsアプリの一括インストールができるようになりました

少し前にOneDriveの一括インストール(インストールの共有化)ができるようになったことをお伝えしましたが、これがTeamsにも拡大されるようになったようです。

【OneDriveの一括インストール】

http://mitomoha.hatenablog.com/entry/2019/04/06/013853

Teamsの一括インストールはOneDriveの時とは異なり、Program Filesにインストールされた後、ユーザーがログインしたタイミングでappdataにコピーインストールされる方式となるようです。

https://docs.microsoft.com/en-us/microsoftteams/msi-deployment

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この方式だと残念ながらネットワーク帯域を減らすための手法としては使えませんね。
Teamsでは起動時に更新の有無をチェックしダウンロードを行う形になるため、更新が発生するとユーザーがログインしたごとにダウンロードが行われ、思わぬネットワーク帯域圧迫が発生します。

このProgram FilesへファイルをインストールするためのMSIのインストールファイルは以下URLからダウンロードする形になります。

【32bit版】

https://teams.microsoft.com/downloads/desktopurl?env=production&plat=windows&download=true&managedInstaller=true

【64bit版】

https://teams.microsoft.com/downloads/desktopurl?env=production&plat=windows&download=true&managedInstaller=true&arch=x64

また、このMSIインストールではTeamsがインストールされていない時に自動インストールが始まるため、Teamsのアンインストールの動きが特殊な形になります。
(アンインストールを行った際に次回インストールを止めるための仕組みが組み込まれます。)

アンインストールしたユーザーに再度Teamsをインストールする場合は、ユーザーのデータから%localappdata%\Microsoft\Teamsを削除してあげることを忘れないようにしましょう。

音楽:replica