Office365 Forms Proで作成できる調査ですが、利用開始直後にサンプルとなる調査が出来上がっているのでそれを見ていきたいと思います。
まず目につくのは質問フォームが今までのFormと比べ、グラフィカルになった点でしょうか。
SharePointのモダンサイトに近い感じに纏められており、この方向性がMSのUIとして確立してきたことをうかがわせてくれます。
右上にプレビュー、テーマ、共有、三点リーダー内に個人設定、分岐ルールとあるのですが、プレビュー以外はまだ押せない状態でした。(新規に調査を作成した場合はどれも押下することができました。)
プレビューも押すと問題が発生しました。と、Exceptionになる状況となっているようです汗
右上の設定ボタンを押すと、回答可能なユーザーがどういったユーザーとなるのか設定することもできます。
質問のシャッフルなどを活用すると、e-learningの確認テストなどに応用ができそうですね。
次に調査の送信。
メールを回答者に向けて送信するための機能のようですが、一瞬以下の画面が表示された後にエラーとなってしまうため、まだ利用することができません。(新規の調査作成時もエラーとなったため、まだ動かないのかと思われます。)
メールだけでなく、FlowやQRコードを用いて調査回答依頼を行えるのは新しい感じですね。
でも、上記表示後すぐに以下のエラーが出てしまうのです。。。
最後に応答の表示です。
概要と詳細に分かれており、概要ではどれだけのユーザーに送ってどれだけ応答があったのか一目で見ることができます。
また、インサイトという名でAnalyticsが設置されており、傾向を見ることも可能となっていました。
詳細についてはグラフなどを用いてグラフィカルに分析できるようになっています。
PowerBIの技術を利用しているのかと思いますが、PowerBI側のサンプルとしてもうまく使える気がしますよね。
各項目で詳細ボタンを押すと以下のように応答の元データを表示することができます。
が、これも読み込み中でずっと止まってしまうので、実装はこれから行われる感じに見受けられます。
このような形で、まだ実装途中な感が否めませんが、今までのFormsのように投稿中心の考え方から、分析を中心に持ってこようとしているのが目に見えますね。
この方向だとFormsという名前がしっくりこなくなるかもしれませんが、ぜひとも早期に動作が安定するようになっていってもらいたいところです。
音楽:ユノハノモリ