企業で利用しているユーザーは中々使う機会が少ないのですが、Windows10にはファミリーオプションという少人数でPCを取り扱うようなケースに最適な管理機能が備わっています。
今回はそのファミリーオプションを紹介したいと思います。
まず、ファミリーオプションですが、Windows セキュリティの一番下にある人が集まったアイコンを選択することで確認することができます。
保護者による制限という項に設定がいくつかあるように見えますが、それらはすべて単なる文字列です。
設定はファミリー設定の表示リンク、デバイスの表示リンクから遷移する形になります。
まずはファミリー設定の表示です。
Webサイトのリンクとなっており、遷移先はMSAを用いてログインする形となります。
ログインすると、関連する家族と、ノート・カレンダーの共有となる家族のイベントの計画が上部に出てきます。
カレンダーの共有は特に通常のOutlook.comなので、これを家族観で共有して情報連携する場合などには役に立ちそうですね。
そしてもう一つのデバイスの表示です。
こちらはMSAでログインしたことのある(MSAを設定したことのある)PCが羅列されます。
確認できるデバイス情報としては、CPUやメモリだけではなくOSのビルドなども確認ですることができます。
また、セキュリティ状況やデバイスの位置情報をオンにしておけばデバイスの位置も特定できるようになります。
デバイスを探す機能は秀逸で、Bingマップでピンポイントに場所を示してくれるのでかなりありがたい機能となっています。
会社で使うPCと同じOSでファミリー向けの機能も充実しているWindows10。ぜひ家のPCもWindows10のファミリーオプションを見ていただければと思います。
音楽:Colors in Bloom