最近、クラウドとは縁遠かった業界などでもOffice365の利用を検討するケースが増えているように感じます。そういった業界では、インターネットへのアクセスも自由に行えないことが多々あるのですが、そういった形態への対応か、SharePoint Online、OneDriveの外部共有エラー時のメッセージに社内サーバーへのリンクを加える機能が追加されました。
PowerShellで設定するのですが、上記サイトのSet-SPOTenantコマンドを利用します。
Set-SPOTenant -CustomizedExternalSharingServiceUrl ”LinkURL”
最近はWindows10のヘルプですらもインターネットへ抜けるような時代になってきているので、ブラウジングができないと何かと不便ということもあると思います。が、このような形で複数の選択肢を提示してくれるのは助かりますね。いくつかのオプションがあればより自身にあうものを選択することができます。
しかしながら取り組みの初期段階だからと信じたいですが、かなり局所的な個所を選んでシステム化してきた感がしますよね笑
外部アクセスという意味ではヘルプよりもOffice365へのログイン部分などを完全分離できるようなオプションを提示してもらえるとありがたいのですが、おいおいでもバージョンアップしてくれたらと思います。
ともあれ、外部共有を禁止しているテナントではこの設定を行うことを検討してみてはいかがでしょうか。
音楽:a jealous flapper