今週もWindows10で新たなビルドがリリースされています。
Build 18323ということで、ここの所Buildが上がってく速度が緩やかになってきていますね。
Windows10のリリース戦略としては自動で確認可能なケースを増やし、Buildをどんどん進めていく手法だったと思いますが、最近はより慎重にBuildアップを進めているように感じられますね。
やはり1809の問題以降、事前に決まったテストケースの消化では取り切れない問題を重視した試験項目が勘案されているように感じます。
想定外の動作は、想定外の使い方をした際に発生することがほとんどとなるはずなので、利用者を意識した方向に目を向けていると考えれば、非常にありがたい方向であることは間違えないのかと。
さて、今回のBuild 18323ですが、機能的な更新はほとんどなされていません。
アナウンス上はデジカメなどのRAWデータを直接開けるようになる。というものが上がっておりました。ほかにWindowのライトモードを強化しているというところでしょうか。
いずれにしても大きな機能強化はないようです。
そんな中ではありますが、Windows Sandboxを起動してみた所、Sandbox 側も同じBuild 18323となっているのですが、Cortanaの検索機能が分離されておらず、親子でインターフェスが異なっているように見えました。
Sandbox上では再起動を伴うインストールなどが許可されていないのは周知されていましたが、Windows標準機能でも制約があるというのは少しかなしい感じですね汗
実際にはまだプレビューでもありますし、こういった制約がリリース時点でどこまで緩和できるかが利用促進のカギになるのかと思います。
このあたりは注視していきたいところですね。
音楽:Colors in Bloom