Windows10では、Windows8までとことなり、標準ブラウザとしてEdgeブラウザを用意しており、IEでは対応できなかったモダンサイトへの対応を進めました。
しかしながら、Edgeが後発のブラウザだったこともあり、ほかのブラウザを利用し、Edgeを利用したくない。というケースがあると思います。
が、Edgeはアンインストールなどができないため、やむなく利用しているケースもあったのではないでしょうか。
今回、簡単にEdgeを利用不可にする方法を見つけたので、記しておきたいと思います。
方法としては、ソフトウェアの制限ポリシーを利用して起動を停止してしまうというやり方です。まず、ソフトウェアの制限ポリシーですが、その名の通りで特定の場所にあるアプリなどを利用できないようにする機能です。それとEdgeのファイルがある場所を組み合わせることで、起動できなくするという手法を試してみました。
Edgeの場所ですが、%windir%\SysemAppsに格納されています。この場所をソフトウェアの制限ポリシーに追加していく形です。
gpedit.mscを利用してグループポリシーを起動したら、コンピューターの構成 - Windows の設定 - セキュリティの設定 - ソフトウェアの制限のポリシーを選択し、右クリックします。新しいソフトウェアの制限のポリシーという項があるためこれを押下します。
すると下位構成が作成されるので、追加の規則を押下し、右クリックより新しいパスの規則を押下します。
そこに先ほど見つけたEdgeのフォルダを設定します。
これはおそらくですが、MicrosoftEdge_の後ろについている文字列は変わるのではないかと考えられるので、*で設定しておくのが良いかと思います。
標準ドライブ設定であれば、以下の設定を加えることで対応できるかと思います。
C:\Windows\SystemApps\Microsoft.MicrosoftEdge_*
セキュリティレベルは許可しない。とすることを忘れないようにしましょう。
設定が完了したら、少し待ちます。適用されるのに多少の時間誤差があるようでした。
1分もすれば適用が完了します。
Edgeを起動しようとすると下記のようにブロックされ見事起動できなくなりました。
ほかにもIEから行える、Microsoft Edgeで開くの項目も、上記のエラーは出ませんが、無効化することができたようです。
Edge自身は使いやすいブラウザだと思いますが、様々な理由から利用できないような状況であれば、こういった方法で停止することを検討してみるものよいかもしれません。
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