今年のマイクロソフトの最重要事項は監査に焦点を当てたのでしょうか。
メールボックスの監査で取得される項目がさらに広がることとなるようです。
現在の監査ログについては、管理者、代理人、所有者でそれぞれ読み取り時のログが規定で異なっていました。MessageBindの項目ですね。所有者のみ既定ではログを取得するようになっています。
Office 365 でメールボックスの監査を有効にする | Microsoft Docs
2019年2月よりMessageBindをMailItemsAccessedと新たな名前に変更し、既定を3種すべてで読み取るように変更するようです。
その中で重要なのは、このBindが利用できなくなり、MailItemsAccessedに置き換えられるというところでしょうか。海外フォーラムでは、一時的にMessageBindが利用できなくなってしまったという事例が紹介されていました。
監査ログの設定を行うケースは、ユーザーの追加などを契機にすることが多いと思います。
2月までは、監査設定のエラーによって取得したかった監査ログが取れていないなどが考えられます。
ユーザー追加時にスクリプトで設定しているケースにおいては、エラーが発生していないか念のため確認をしておいたほうが良いかも言しれませんね。
音楽:Rosario