2か月ほど前に、Office365管理センターにプレビュー表示機能が付いたことをお伝えしていますが、この新UIの際にユーザー情報の表示も大きく変わっていることに気が付きました。
Office365 管理センターにプレビュー機能が追加されました - ()のブログ
実際の画面は以下となります。ユーザーにカーソルを合わせるとパスワードのリセットボタンが表示されるなど、インタラクティブな表記になっています。
パスワードリセットの中身は今までとは大きな変更はなく、リセット後のパスワードについていくつか決定することができるようになっていました。
ユーザーの情報も大きく見え方が変わっています。
ユーザーの役割やメールアドレス、個人情報などを変更できます。
私の場合はADconnectを利用していないので変更が簡単にできるようになっていますが、会社のADなどからSyncしているケースでは閲覧だけができるページとなるのかと思います。
役割については今までのUIと変りません。が、新設されたTeams関連のロールが表示されていますね。
Skypeのころよりかなり細かく権限を振れるため、使い勝手は良くなっているものと思います。
そのほかの項はタブの形になっているのですが、デバイス登録などもユーザーと紐づけて確認することができます。
Intuneの設定は今までAzureADを開いてみる必要があったので、かなり簡単になった印象ですね。強いてあげると、多要素認証設定が見えなくなったことは改善されるとありがたいのかなと思います。先日、多要素認証をオンにしていたユーザーがOffice365にアクセスできなくなった事件も発生しているので、少し自粛期に入っているのかもしれませんね。
一番大きく変わったのはライセンスと機能の紐づけでしょうか。
もともとはツリー構造で、保有ライセンスに機能がぶら下がっているつくりとなっていましたが、ライセンスと機能が分離され、機能をアプリという名で別のタブに再編している形になりました。
本来はライセンスとアプリではライセンスごとにアプリが存在するため、同じアプリを複数の箇所で有効化することができていたのですが、 アプリでまとまったことで、有効化の状況がよりわかりやすくなっています。
現時点ではアプリの下にライセンスの種類が記されているためこの表記をなくすことが最終目標になってくるのではないかと推測されます。
後はメールとOneDriveのタブです。
行えることは今までとあまり変わらないのかなと思います。
OneDriveなどは無効化機能をわかりやすく実装してくれるような配慮がほしかったかもしれません。今後の改編に期待したいですね。
またまだ進化は続きますが、UIの変更は良い方向にインパクトが大きくてよいですね。
どんどん使いやすいUIを加えていってくれると楽しみが増えてありがたいですね。
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