Windows10 マイクロソフトの品質への取り組みについてその手法が公開されています

Windows10の1809が公開されたことに絡んでか、マイクロソフトがWindows10に対し、どのように品質維持を行おうとしているかを記したブログが公開されていました。

Windows 10 Quality approach for a complex ecosystem - Windows Experience BlogWindows Experience Blog

この中で重要なのは以下の図でしょうか。
Windows10がリリースされてから、1809がリリースされるまでの障害の発生割合が記されています。(百万デバイスで何件の障害が発生したのかという割合)

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これを見ると、Windows10が出たての頃は、約1,500件/百万デバイスだったのに対し、1809のリリース時期には約500件/百万デバイスになっています。

今年のBuildの時点(2018年5月)では7億台弱だったので(ちなみに2016年1月には2億台、2015年10月で1.1億台)、総問題数では2.5倍程度に増えてはいるのですが、同件問題も多く出ているものと思います。

しかしこれだけ問題総数が増えていると、1809で問題を抽出しきれなかったのも頷けるような気がしてきますね汗
現在のWindows10ではアップデート適用をMachine Learningを用いて要否・可否の判断制御しているようですが、フィードバックHubの一時切り分けにもそういった技術をうまく適用していかないと立ち行かなくなりそうな量ですよね。

次の1903(19H1)までは時間もあるため、ぜひ取り組みプロセスの先進性を見せてもらいたいですね!
音楽:CHRisTmas in the Silent Forest