最近は手元のPCはWindows 10が中心となっていたため、あまり意識した利用を行っていないのですが、Cortana、皆さん使っていますでしょうか。
先日Windows7端末を利用してアプリ検索を行ったのですが、使い勝手の違いに少々手が止まってしまいました。
大きな違いは、アプリの検索方法です。Windows7でペイントを起動する場合、mspaintと打ち込まないと検索にヒットしません。以下を見てもらうとわかりやすいと思いますが、Windows10(Cortana)を利用すると、部分一致で検索に引っかかってくれるという利点があります。
【paintで検索してもペイントを開くことができます】
また、リモートデスクトップ接続についても同様で、mstscがアプリ本体の名前で、Windows7では上記名称でアプリを検索しないと立ち上げることができませんでした。(なお、mstscという名前ですが、昔の名称であったターミナルサービスクライアントという名前からこのプログラム名が使われ続けているのかと思われます。)
Windows10ではこの名称のほかにrdpという検索でも同様にリモートデスクトップ接続を立ち上げることができるようになっています。(この名前はリモートデスクトッププロトコルからきているのかと思います。ちなみにrdcでも同様にリモートデスクトップ接続を起動できます。)
もちろんリモートデスクトップと打ってみてもリモートデスクトップ接続を起動することができ、様々な起動方法をこのCortanaが翻訳機となり仲介してくれていることがわかります。
音声入力のCortanaはよく邪魔であると邪険にされることが多い気がしますが、Cortanaさんにはこういった機能もあることを覚えておいてもよいかと思います。
是非この機能を利用して、作業をちょっと楽にしてみませんか。
音楽:Cloe