Office365 北海道地震の影響でサービスリクエストの回答が遅延しているようです

被災された方々には心からお見舞い申しあげますが、2018年9月6日未明(日本時間)に発生した北海道地震の影響で、Office365の質疑応答を行うサービスリクエストの応答が遅延しているとのことです。

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マイクロソフトのヘルプデスクセンターがこの近辺にあったのかもしれませんね。
現地では電気がまだまだ復旧していないという話も出ており、対応いただくセンターの方もたへんな苦労をなされているのかと存じます。まずは不急な問い合わせは後回しにするなど周りでもできることから現地に協力していきたいですね。

さて、話は変わりますが、クラウドの世界は分散されたり、場所を意識しないようになっているため、災害に強い。というのが定説かと思います。
いざ災害が起こってみると、ユーザー、クラウド本体、サポートといったすべてがそろって正常な状況では良いものの、何か一つでも異常となると、サービスレベルが下がるという状況が発生するというのがよくわかります。

今回はたまたまシステムの先に問題が生じていますが、逆にユーザー側に問題が生じた場合はシステムは動いてもアクセスするユーザーがいない。という状態になるのかと。

それを踏まえると、オンプレミスにモノを用意し、ハイブリッドクラウドで単一障害に強く備えるという考え方は日本のような災害大国にはあってもよいのかもしれません。

マイクロソフト製品は先日発表されたAzure File Syncなどを筆頭に、ハイブリッドをよく考えているケースが非常に多くあります。これもインテリジェントエッジの一つの考え方となるのでしょうか。

こういった問題に直面することで、物事は一段上の段階に進むように感じます。この機をうまく活用し、よりよい環境を作り上げていきたいですね。

音楽:ダイヤモンドクレバス