Windows 10 Build 17711でました

今週のInsider Previewのリリースですが、いつもと違って金曜となっていました。
独立記念日があったので、日をずらした感じですかね?

逆に日をずらしても週内のリリースを行いたかったということなのかもしれません。
今週のBuildでは、Windows Update時に0x80080005エラーが発生していた点を解消するなど、ちょっと大きめなバグフィックスが施されたようです。
そんな中、新機能が1点とデザインの更新2点を紹介します。

まずは新機能。レジストリエディタで、Ctrlを押しながらDeleteまたはbackSpaceを押下すると、単語ごと削除される機能が追加されています。

この状態で(最後にカーソルがある状態)Ctrl+backspaceを押すと、、、

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単語を削除してくれるのです!

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パスを自動的に移動してくれるわけではないので、この状態からEnterで確定すれば一つ上の階層まで簡単にたどり着くことができますね。

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ただ、使いどころを選ぶこともあるようで、以下のようなケースでは利用方法を意識しておく必要がありそうです。

ダメなケース1途中の文字をCtrlを押しながら消すと、、、

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消えてくれはしますが、途中なので役に立つかは微妙なところです。

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ダメなケース2途中にドットが入っているパスをCtrlを押下しながら消すと、、、

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ドットの後ろ(または前)までしか消してくれません。
これも使いどころを選ぶ気がしますね。

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ちなみにこの機能、Edgeなどのブラウザでも利用できるようです。
ChromeにもこのCtrl削除機能は搭載されていました。
意外と一般的なのかもしれませんが、Edge、ChromeレジストリエディタとそれぞれCtrl+Zで戻るときの動作が異なるようなので、試してみると面白いかもしれません。

更に追加されている機能として、文字のインテリセンス(補完機能)が追加されています。これはかなり頼もしいですね。開発をやっている人から見ると一般的な機能かもしれませんが、パスを探す効率は劇的に高まりそうです。

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ほか、Edgeの読み取りビュー機能にバックグラウンド色を変更する機能が。

通常の肌色から、様々な色に変更することができるようになりました。

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色味が変わるだけですが、人により読み取りやすさなどがあると思うのでこの機能は利用度が高いかもしれません。ただ、日本語のサイトで読み取りビューに対応しているサイトって少ないのですよね、、、

この辺りは広まっていくのを待つしかないのではありますが、、、

(テストするのであればMSのページは対応しているケースが多いですね)

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続いてFluent Design System
ポップアップメニューのライティングを更新したということで、影の付き方がさらに深く見えるように更新されました。

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ちょうど開いていたレジストリエディタでの、非対応のポップアップと比べると一目瞭然ですね。奥行き感がかなり異なっています。

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ちなみにこの影ですが、バッテリー節約モードとなった場合でも同じ影具合を残していました。
あまりパワーを使わない更新なのかもしれません。いずれにせよ、きれいな表示は利用の意欲を高めてくれるので、どんどん更新されて行ってもらいたいですね。

でも、デザインの更新はバランスが難しいですよね。テストへの影響とか。

音楽:預言者