Office365 Office Add-inの年齢確認が開始となってるようです。

ここでもGDPRの余波が。
GDPR対応では未成年者の個人情報保護が重要となっているようで、Office add-inの利用に際して管理者が利用の有無度同意するためのスキームが加わるようです。

Office 365 管理センターでの Office 365 のアドインの展開を管理します。 - Office 365

上記URLの中段以降にこの内容が記載されているのですが、米国、韓国、イギリス、EUなど(おそらくテナントで判断するような感じがします)では同意を行わないとアドイン利用がブロックされるようです。

年齢確認の土台となる未成年に値する年齢は、国ごとに異なるとかで、年齢グループと同意をセットとして考え、管理者側に同意を行わせる形になっている模様です。
先日、Yammerの利用にも年齢確認が入るようになるとお伝えしましたが、同様の内容なのでしょうかね。

このBlock機構が有効になるのはOfficeのバージョンによっているようで、機能が含まれているバージョン情報がこのサイト内に記載されています。
また、Office2013ではADAL認証が有効となっていないと本機能が動作しないようでした。
ADALを有効にできない場合はOfficeアドインを無効にすることをおすすめする。という記載がちょろっと出ていますね。仕方ないことはいえ、結構インパクトの大きいことがしれっと書かれています汗

いずれにせよ、Azure側の年齢確認方法はこのサイトには記載されていないのですが、上記国の未成年に対しサービス提供をおこなっているケースでは対応を意識しておく必要がありそうです。学校向けのOffice365では結構な頻度で発生しそうな問題に感じされますね。。。

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