Office365 TLS1.2必須化対応の日付が2018年10月31日まで伸びました

Office365への接続について、TLS1.2が2018年3月1日より必須となると、かなりの騒ぎになっていますが、この期間が延長となり、2018年10月31日に変更となったようです。

日本語のページでは2月12日現在3月1日からと記載がありますが、翻訳前のページでは2018年10月31日に延長されていました。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4057306/preparing-for-tls-1-2-in-office-365

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https://support.microsoft.com/en-us/help/4057306/preparing-for-tls-1-2-in-office-365

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もともとの案内では、WinHTTPやら.NET Frameworkやら、Microsoft製品群での問題点に焦点を当てていましたが、新たな内容を確認すると、TLS1.2非対応の製品群が記載されるようになっていました。

おそらくMS製品以外を想定せずにいたが意外とTLS1.2で接続ができないOS/ブラウザがあった。ということのように見えます。

Android 4.3、Firefox 5、Internet Explorer 10Win7)、Internet Explorer 10(Win Phone8)、Safari 6.0.4、ADFS利用時について注意するようにというアナウンスになっています。
私も自身の環境をいろいろ調べてみましたが、ブラウザアクセス、WinHTTP、.NET Framework、ADFSおよびPowerShell(.NETに内包)あたりをチェックしていたので、Win Phoneへの注意喚起などはあまり意識できていなかったので、ありがたい内容となっています。

いずれにしてもセキュリティ対応となるので、期日が伸びたことに安心せず、対応を進めていきたいところですね。

音楽:gravity