Office365 OutlookアプリでLAA機能が有効化されるようです

以下サイトによると、Office365 ProplusのOutlookでLarge Address Awareが利用できるようになったということです。

つまり、64bitOS上で、32bit Outlookを利用の場合、利用可能なメモリ領域が2GBから4GBに拡張されます。

Large Address Aware in Outlook 2016 - Outlook

この機能、Windows XPがEOSになるかならないかくらいの頃に話題になったような気がするのですが、ここにきての実装です。

実はExcelでは2016年に対応していたので、まだまだ要望があって、着々と実装されているのかもしれません。

https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/09/23/large_address_aware_for_excel/

で、この機能ですが、一般的には使えるメモリが増えてハッピーなものの、プロセスに常駐するサードパーティアプリも影響を受けることを忘れないようにしてください。

そう、outlookアドインを利用しているケースにて問題となることがあります。メモリ位置を固定してみるようなアプリは最近はあまり見ませんが、そういう実装をしているとメモリ保護違反が起こるかと思います。

OutlookアドインがOutlookアップデート後に落ちるようになったら、この観点も疑ってみるとよいのかと思います。

音楽:陽炎