Windows Server 2016がLTSCに対して、2017年9月にリリースしたWindows Server 1709はSemi-Annual Channelであったため、今回のBuild 17035はバージョンアップ対象となりOS上からインストールできるはず。ということで、Windows Server 1709からセットアップを起動してみました。
まずは管理者でログインし、CUIからCDドライブに行き、Setupを起動します。
【Setup起動】
ここからはなんとGUIでの操作となるようです。
GUI版のSetupよりも色遣いが単調ですが、今までと大きな変わりなくインストーラーを進めることができました。
recommendedとなっているDownload and Install updatesを選択します。
ダウンロードそしてインストール。ですね。
今回もServer coreのみなので、選択可能なイメージは2つ。
StandardとDatacenterのみです。
【エディション選択】
選択をおえるとライセンス確認です。
ちゃんと読んでおきましょう。
【ライセンス事項】
アップデートインストールのため、個人データなどを残しておけるのかと思っていたのですが、そうではないようで、基本的には全部消えてしまう模様。
【データ保持。削除しか選べません】
最後に忠告が。
はい。を押下するとインストールが始まります。
インストールが始まり2分程度で事前チェックが終了です。
と、思ったのですが、何とここでエラー。
Windows Server 1709はほぼ素のままだったのでちょっと意外な方向に倒れました。
【エラーが表示されています】
ScanResult.xmlを確認しろ。ということなので、再度CUIを開きファイルを確認。
なんとScanResult.xmlが存在しません汗
【予定していたファイルがありません】
ただ、errorログっぽい名前のファイルはあるので、開いてみます。
(setuperr.log)
じつはCUIベースのWindows Server 1709ですが、notepadと打つとメモ帳が開きます。
手っ取り早くログファイルを参照したい場合はこういった手段を覚えておく必要がありますね。
早速UTF-8で開いてみます。
【setuperr.log】
いくつかエラーが出ていたのですが、解決ならず、、、、
まさかと思い、Windows Server Build 17035のISOファイルを新規に起動したら、、、、
見事起動しませんでした。
おそらくISOファイルが壊れていたのでしょう。
再度ダウンロードして確かめてみますが、こういったケースもあるのでうまくインストールができなかった場合はインストーラー自体を疑ってみるのも大切かもしれません。
音楽:時の調べ