またまたIgniteでとり逃していた話題です。
Office365 Exchange Onlineにて、暗号化機能が有効化されることが発表されていました。そして、一部テナントでは、利用開始され始めたようです。
設定方法は以下Swayを見ていただくとわかりやすいのですが、暗号化範囲はOffice365内にとどまらず、gmail.comやoutlook.comなどOffice365外部も含まれるようです。
Office 365 Message Encryption Documentation
一般的な暗号化ソリューションというと、添付ファイルを中心に保護するものですが、このOffice365の暗号化では、メール本文も秘匿してしまうという面白い機能が付いています。
今のところ私のテストテナントには入ってきていないのですが、以下サイトのビデオを見るとその動きを見て取ることができます。(25分頃から30分頃をみるとどのように実現しているのかがわかります。)
使いようによっては、サブソリューションでよく使われている暗号化ソリューションなどが不要となるかもしれません。データの暗号化はデータを守る最後の砦でもあるので慎重に検討を進めていきたいところですね。
音楽:着せ替えドール