今更ながらIgniteの資料を追っていたのですが、Office365でMulti Geoが行える旨のセッションがあったことに気が付きました。
【Office365 Multi Geo対応について】
https://myignite.microsoft.com/videos/54705
要約すると、Office365 のテナントを複数データセンターからなるようにする技術です。ExchangeやSharePoint、OneDriveなどが対象となるようで、2018年中盤ころには機能提供を行うようです。
これが完成すると、Exchange OnlineはMulti リソースフォレスト、単一アカウントフォレストという形になるようで、大規模Exchangeのリファレンスモデルのような作りになるようです。
SharePoint Onlineはレプリケートやフェデレーションを利用してMulti Geoを実現する模様。
利用する国ごとに制約となる法律が異なっているなどの状況もあるため、こういった対応が進んでいくことは利用促進の面でよい方向ですよね。まだプレビューも限定的な状況のようなので、パブリック化することを待ち望みたいと思います。
音楽:羽化