Office365 SharePoint Onlineの新フィルター機能

SharePoint で「ファイルを探す」といえば、今まではビューを作成しておいて、探しやすくするか、ファイル名称などで検索をかけてヒットさせる。というのが通常の利用方法でした。

【旧SharePointドキュメントライブラリ】

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モダンなSharePointサイトになってからは、そういった機能がそがれ、ファイルを探すのが少し難しくなっていたのですが、フィルター機能を有効に利用するとファイルを簡単に探し出すことができます。

【モダンSharePoint ドキュメントライブラリ】

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右側にあるフィルターウィンドウを開き、期間や拡張子(ファイルの種類)で絞り込むことによって、即座にドキュメント一覧に表示されるアイテムが絞り込まれます。

以下の例では過去30日間と7日間で比較した画面です。フィルターをスライドし、表示するファイルの更新期間を変えています。

【過去30日に更新されたアイテムリスト】

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【過去7日間に更新されたアイテムリスト】

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更新期間を変えると即時反映され、表示される内容が変わります。

なお、ファイル名称の検索は左上の検索窓から行う形になります。
この二つを使いこなすことで、素早く必要なファイルにたどり着くことができる。というわけです。

ただ、このドキュメントライブラリフィルターですが、OneDriveからOffice365グループのドキュメントを参照する場合は利用できないので注意しましょう。
【OneDrive側のビュー】

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そのうち機能が統合される気もしますが、それまでは右上のサイトへ移動を利用して、SharePoint Onlineに移動したうえでフィルターを利用することで回避が可能です。

音楽:Atomic Bird