Windows10 Fall Creators Updateで削除される機能について

はやいもので、次のWindows10 UpdateとなるFall Creators Updateの提供月まで2か月となってしまいました。その関係からか、Fall Creators Updateで提供されなくなる機能の一覧が公開されています。

【削除される機能の一覧】

https://support.microsoft.com/en-us/help/4034825/features-that-are-removed-or-deprecated-in-windows-10-fall-creators-up

この中で、特に気になるのが8/17に追加となっている、Pro以下ではReFSの新規フォーマットが行えなくなる点でしょうか。

先日発表されたWindows10 Pro for workstation(Windows10 Pro Workstationが発表されました - ()のブログ)ではReFSが利用可能なことを大々的に歌っていたため、コンシューマラインではNTFSを引き続き推進していきたい。ということなのでしょう。

これは、OneDriveの同期機能でもおなじで、ReFSやFAT32/exFATなどでは同期を行えなくなっており、ファイルシステムごとの役割を明確化したように感じます。

コンピューターの世界では、世代が進むと旧技術世代で出来ていたことはすべて次世代で吸収されるように思われていた節もありますが、適材適所を進めるべき箇所も当然あるはずで、この件に関しては後者を選択したということになるのかと。

これを契機に利用する側も、新しいから取り入れる。というスタンスから、必要に応じて使い分ける。という技術を要求されていることを再認識していく必要があるのかもしれませんね。

音楽:井伊ドンキ