Windows Server 2016の年次更新計画が確定したみたいです

Hybrid Cloudのブログで発表されたのですが、Windows Server 2016の年次更新の計画が発表されました。

Delivering continuous innovation with Windows Server – Hybrid Cloud Blog

これによるとWindows Server、Server CoreにSemi-annual Channelというものが提供され、半年に1度(Windows10、Office365と同様に9月と3月)に更新が入るというもの。
また、そのサポート期限は18か月となるようです。

このほか、LTSBといわれていたものがLTSCに変更され、現在のWindows Server 2016のRTMがその位置づけとなるようです。(long-term servicing channel。BranchからChannelへの名称変更の模様。Windows Serverだけの呼称ですかねぇ。そのサポート期限は延長なしで10年、Premium Assurance加入で更に6年延ばせる模様。)

この前Windows Server Insider Previewの話題を取り上げましたが、その流れでしょうね。

なお、このSemi-annual ChannelはSA(Service Assurance)特典となっており、これを付与しないとアップデートを受け取れないようです。

これ、下手すると情シ泣かせのプログラムとなるかも知れませんね。

Windows Serverへアクセスするには、CALというクライアントアクセスライセンスが必要となり、こちらにもSAという考え方があるためです。

今までは、Windows 2012/R2は同一のCALという考え方があったのですが、LTSCごとのCALという考え方になるのでしょうか。適当に最新のOSでシステムを入れていっていくとライセンス違反!となってしまうケースが出てくるやもしれませんね。これまで以上にSAMに注意を払いつつ、CALもSAつけちゃうというのが正解となるのかなあ。

なんだかここにきてServerがあわただしいですね。
Windows Server 2016はちょっとひっそりした船出な感があったのですが、(Windows Server 2012が安定しすぎてるのかも)一気に加速がかかりそうですね。

音楽:fish ~ silent cruise