最近のセキュリティ事象

Wanna Cryの事件以降、セキュリティの話題が夜をにぎわすことが多くなってきたと感じます。
つい先日も QuickTime for Windowsインストーラーに脆弱性があるというのが話題になっています。

JVN#94771799: QuickTime for Windows のインストーラにおける任意のDLL読み込みの脆弱性

実際のところ、Wanna CryもQuickTimeもサポート対象ではないものに大きく影響がある状況だ多様です。

(Wanna Cryの問題は最新のセキュリティパッチ防ぐことができ、QuickTimeの問題はサポートがそもそもきれているケースで発生した形です。)

この辺りを考えると、サポートが切れたものは使わない、そしてセキュリティパッチは何はともあれ適応しておく。というのが取れる自衛のやり方なのかなと。

そんな中でWindowsの6月月例パッチが配布され始めているのですが、このパッチ、サポート切れのWindows XPなども対象となっているようなのです。

2017 年 6 月のセキュリティ更新プログラム (月例) – 日本のセキュリティチーム

Windows10が普及してきているとはいえ、まだまだ現役でいるXPが多いことも事実ではあるため、こういった措置は大変ありがたいですね。

ただ、現状の状況ではマイクロソフトの厚意を受けることができているだけで、危険なことには変わりありません。

ぜひともこの機に古いPCを見直し、新しいOSを入れていけるように周りを整備していってはいかがでしょうか。

音楽:パフェットルーム