追跡ログの取得方法

Exchange Onlineでエラーをハンドリングしたい場合、追跡ログを取得する方法が考えられます。

この追跡ログ、7日未満のデータ、90日前までのデータと2種の状態で管理されています。

それぞれ、「Get-MessageTrace」、「Get-MessageTraceDetail」で取得することになるのですが、一長一短なので、利用には注意が必要です。

「Get-MessageTrace」
 7日しか情報がない。
1週間のデータしかないため、問題発生時は急ぎでこのコマンドを実行し、追跡ログの保管を行っておいたほうが良いでしょう。

Get-MessageTraceDetail」
 取得できる期間は長いが、クエリーを持ちいて取得するデータを特定しておく必要がある。
このコマンドでは送信者や受信者などの条件を指定する必要があります。
また、条件を記入しても、5,000件を超えるクエリーとなっている場合、切り捨てられます。データ量がそれ以上の場合は、クエリーを変更し、制御を行う必要があります。

音楽:Black Coffee