Office365 ログイン画面の変更が行われるようです!

Office 365 を利用している人は必ず見ているといってもよいログイン画面ですが、画像が変更となるようです。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/office-365-blog/update-to-the-background-image-of-the-office-365-sign-in-screens/ba-p/1198678

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どうもこの画面、とても小さいサイズのようで今までの 1% まで小さくなったようです。

かなり小さいサイズですが、最近はネットワークがひっ迫している状況というのもあるかと思います。最近では Windows 10 の Update でバックボーンネットワークが止まってしまったという話が出ていたりします。

他にも Office 365 ProPlus でも、アップデートの最適化としてバージョンアップ時のデータを小さくする取り組みが行われていたりと様々な方面からデータ量削減の機運が高まっているのかと感じます。

5G も国内で始まり、バックボーンはどんどんひっ迫していくでしょうから、ちょうど良いタイミングなのかもしれませんね。

ぜひこの勢いで小さなところから一歩一歩、トラフィック抑制のための施策を打っていってもらいたいと思います!

音楽:死の森

Office 365 ProPlus も名称が変更となるようです

昨日お伝えした Office 365 Solo のプラン名変更と内容の変更ですが、実はその裏で Office 365 Business などの中規模向けのライセンス群が Microsoft 365 というくくりで一本化されることになっていたようです。

https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2020/03/30/new-microsoft-365-offerings-small-and-medium-sized-businesses

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ここの中で一番驚きは、 Office 365 ProPlus が Microsoft 365 Apps for enterprise と呼ばれるようになることでしょうか。

Office 365 ProPlus は言わずと知れた Office の企業向けサブスクリプションです。
そこから Office の名前が取れるのです。今の Office は 95 からなので、実に 25 年目の大改革ですね。

ただし、大企業向けの Office 365 E シリーズ、 学校向けの Office 365 A シリーズ、 政府向けの Office 365 G シリーズは名称そのまま残ることになるとのこと。

ブランド名としても Microsoft は間違えようのないものですしね。プロダクト名と販売名を分けるこの試み、うまくいくとよいですね!

音楽:姫ふんぷん

Microsoft 365 Personal エディションが発表されました!

1 年近く前から、 Microsoft 365 のコンシューマー版が出るといううわさが流れ続けていましたが、 2020 年 3 月 31 日、とうとうコンシューマー向けの Microsoft 365 が発表されました!

Microsoft 365 の企業向けエディションといえば、 Windows 10 、 EMS 、 Office365 の 3 つが組み合わさった製品でしたが、今回の Personal は Office365 の名称変更の様相が強いということのようです。

が、以下の内容を読むとそう単純な内容ではないみたいです。

https://news.microsoft.com/ja-jp/2020/03/31/200331-introducing-new-microsoft-365-personal-family-subscriptions/

下部に提供機能が表としてついていたのですが、それを見ると Outlook の項に 50GB のデータ領域が。

すなわち Exchange Online が付いてくるということと同等に読み取れます。

Outlook.com と記されているので、連携機能などが使えない状態での提供なのかも知れませんね。)

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今まで日本では、 Office365 Solo として販売されていたものと同額なので、Exchange が新たにつくという大盤振る舞いですね。

https://products.office.com/ja-jp/compare-all-microsoft-office-products

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ちなみに直接の記述はありませんが、 Teams アプリに一般向けの機能が提供されるということなので、 Teams も含まれた形となるのは目に見えている状況ですね。(そのために、 Office365 ProPlus に Teams アプリが加わったとみてよいのかもしれませんね。)

個人的には Windows10 の話が先に来るかと思っていましたが、 Office365 系の話でしたね笑

この話はもう少し詳しく追っていきたいところです!

音楽:Arcadia

Office2019 2003で Teamsがインストールされるようになりました

Office 365 ProPlus は新しい機能がどんどんと追加されることが一つの売りとなっていますが、一方で、 Office 2019 は新機能は提供されないことが謳い文句だったかと思います。

そんな Office 2019 ですが、なんとバージョンの更新で Teams が自動的にインストールされるように変更されていました。

Office が更新され、 PC が再起動したタイミングで以下のポップアップが表示されたのでちょっと驚きました笑

なんだか Teams が躍動的なマークになっていますね。

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 念のため Outlook でバージョンを確認してみましたが、 Office 2019 のバージョン 2003 で間違いないようです。含まれる製品には Teams のマークがないのも Office 365 ProPlus と変わりありません。

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最初の画面で続行を押下するとすぐにアカウントの入力画面に遷移しました。

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記載されているように、 MSA (マイクロソフトアカウント)でもよいようです。すでに Teams を利用しているアカウントでしたが、 MSA アカウントを入力してみましょう。

するといつものモダンログインの画面に遷移しました。 

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そのまま継続すると、、、いつもの読み込み画面ですね。

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そしてそのまま利用可能なところまで行ってしまいました。
当然といえば当然ですが、急にここまで促されると不意打ち感がありますね笑

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まさかの機能追加でしたがこれで Teams も Office の一員として整備されていく感が増しますね。

バージョンアップの考え方などが共有されるととてもありがたいので、そうなってくれることを願いたいですね!

音楽:はとどけい

Windows10 Insider Preview Build 19592リリース

今週も Insider Program は止まりません!
最近は安定してリリースしてくれてありがたいです。
これを機に Release Preview も定期的に出てくれるとありがたいのですが笑

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今回の更新では、タブレットモードに変更が入ったとのこと。
タブレットモードにすると今までは検索が小さくなり、ソフトキーボードメニューが表示されるという動作だったのですが、そこにアイコンの幅が広がるという動きが加わったようです。

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が、手元の環境で試したところ、アイコンがすべて消えるという状態に見舞われました笑

おそらくアイコンの位置情報を書き換える段で消えてしまったのでしょうね。

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そして、今のところ Cortana は起動しないままのため、次のリリースまでにどういった形で調整してくるのかは見どころかもしれません。

また、今回の更新で Windows Search Index の作成方法が変更となったようです。

というわけで Windows の検索の設定を確認してみたところ、手元にあった 1903 と比べて左ペインから詳細が消えてなくなっていました。

また、インデクサーのパフォーマンスに関する設定が追加されたようです。

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ただこれは Insider Slow でもこの状態だったので、結構前からだったのかもしれません。

以下を見ても 20H1 のリリースに入ってくる対象に Windows 検索の性能改善があるので、意識しているのでしょうね。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-insider/at-home/whats-new-wip-at-home-20h1

※デバイスの電源モード設定を優先するに関するアナウンスは見た記憶がなかったので、どこかで確認しておきたいところですね。なんとなく、デフォルトでオンになっていてもよさそうですが、今のところ初期はオフの設定のようです。

そろそろ 20H1 の発表もあるでしょうし、 Windows10 の楽しみは拡大しそうですね!

音楽: Days

Office365 ネットワークの接続性を確認するツールが公開されていました

前回お伝えしたように、 Office365 では従来型のデータセンター経由でクラウドにアクセスする方式ではなく、端末により近いところからインターネットにアクセスする方式を求めているのですが、現在の状態がどうなっているのか社内のネットワーク構成を知らないと、どういった経路を使っていて今のパフォーマンスとなっているかわからないかと思います。

そんなときのためにネットワークの接続性を確認するツールが公開されているようなので紹介させていただきます。

https://connectivity.office.com/

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このツールは、利用者のロケーションと Office365 に接続に来る IP アドレスを確認し、どういった経路からのアクセスとなっているのかを確認できるものとなっています。

実際使ってみると面白く、地図上に自分の場所と、インターネットへの出口の場所、 Office365 の入り口の場所が表示されました。

(このツールを使う際には位置情報の送信が必要となるため、 OS の位置情報機能を有効化しておく必要があります。)

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経路だけでなく、テストした結果、どういったか所からアクセスしているかも合わせてわかるようになっていました。

以下の例では千葉のインターネット出口から、埼玉の Office365 に入っているということがわかります。

また、パフォーマンスの状況も合わせて表示されており、簡易的に問題の有無も判定してくれます。

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判定が良い結果となるのは、上位 58% の応答速度に入っている場合となっているようなので、NGとなっても一概に問題あるわけではないようです。

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簡易診断とはなるようですが、面白い機能のため気になる方はぜひ一度利用をしていてください。

音楽:Heavy Duty

Office365 クラウド利用時の最適なネットワーク構成について説明がなされていました

Office365 をはじめとする、クラウドシステムを利用するにあたって、特に意識が必要となるのがネットワーク。

企業などでの大規模利用では、ネットワーク帯域が想定通り確保できずに速度が出ないことは多々あります。

そんなよくある問題に対する最適解を How to 形式で伝える内容が公開されていました。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/office-365-blog/how-to-quickly-optimize-office-365-traffic-for-remote-staff-amp/ba-p/1214571

英語のため確認がしんどいという方は、以下の 2 枚の絵を特にチェックしてみてください。

最初の絵は、いま日本でも一般的な本社からデータセンターを経由し、インターネットに抜けてクラウドにたどり着くパターンとなっています。

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完全に見ての通りでしかないのですが、クラウド関連のネットワークは、遠回りをして着地する形となっています。

片や、マイクロソフトが推奨する形式はどうでしょうか。
プロバイダーで経路を分離し、認証基盤のみを社内からのアクセスとして、それ以外は直接インターネット経由でクラウドシステムに到達していますね。

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この形であれば、高トラフィックとなるデータ通信は社外経由で来ることになるので社内ネットワークがボトルネックとなることはありません。

安全性の面を見ても、データ通信は暗号化されるため、社内網から VPN を使った通信と基本変わらない安全性を享受することができます。

近年はゼロトラストネットワークという考え方もあり、社内であっても安全性を意識していない経路は安全ではない。という視点から見れば、すべてが暗号化された通信となるこの形の方がむしろ安全といえるかと思います。

この図と内容はかなり有用性が高いので、ぜひ覚えておくとよいと思います。
安全で信頼できるクラウド利用網を構築していけるとよいですね!

音楽:She Said