Office365 Teamsの会議クラウドレコーディングが既定で有効となるようです

日本国内で Teams を利用している場合、さほど意識しないことが多いかもしれませんが、 2020 年 2 月中旬より、クラウドレコーディングが既定で有効となるように変更が加わるようです。

というのも、いままでは Teams のデータ保存域と Stream のデータ保存域が同じケースの場合のみレコーディングが許可されていたようなのです。
日本の場合、はやくから両方とも国内であり、国内でなかった場合でも両方ともに APAC になっている状態だったはずなので、ほぼクラウドレコーディングが有効になっていたのではないかと考えられるため、ほとんどのケースでは今回の変更はあまり意識する必要がないのかもしれません。

この変更が加わった後にレコーディングを行うと、データの保存場所が固定(決定)され、変更ができなくなります。そのため、今後自国に Stream が展開されてからレコーディング機能を有効化したいというケースが出てくるものと思われます。

その場合は Teams 管理センターよりポリシーを作成し、クラウド レコーディングをオフにしておくなどの対処を行っておく必要があります。(重ねてとなりますが、日本で利用している場合はほぼ意識しなくてよいはずです。)

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ちなみに自分が使っているテナントのデータがどこにあるのかは以下を参照していくことでわかります。

まずは Teams ですが、 Microsoft 365 管理センター上の設定 - 設定 組織のプロファイルタブにあるデータの場所から見ることができます。

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Stream のデータの場所は Stream を開き、ヘルプの一番下にあるその他のリソースの Microsoft Stream についてを押下することで確認することができます。

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私の場合はどちらも APAC になっているのですが、クラウドレコーディングはかなり前から利用できるようになっており、活用もしておりました。
現時点で Office 365 のテナントを取得すれば、日本リージョンのデータセンターが選択されているはずです。

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このクラウドレコーディング、後から会議を見返すのに結構便利なので、活用していくことをお勧めします!

音楽:the isle of mayan