new Microsoft Edge には通常のクリックで行ける UI からは閲覧できない設定項目が多くあります。
これは Chromium の特長なのだと思いますが、 ブラウザのアドレスバーに特定のアドレスを入力することで設定画面に入っていくことができるようになるのです。
今回はそれらを一部案内させていただきます。
まず、アドレスバーですが、 edge:// と入力してみましょう。
すると、 4 つの項目が履歴のように表示されました。
その 4 つを今回説明させていただきます。
まずは new Microsoft Edge のバージョンを表示する version です。
Microsoft Edge という表記がなされていますね。これが公式な名称ということになりそうです。また、ロゴ脇の文字色、設定の Help のものとちょっと違っているというのも気にしておきたいところです。いくつかパターンが用意されているのかな。
edge://version/
【設定画面側は黒い文字になっています】
続いて coflicts 。言葉だけを見ると対立とか、競合とかになると思いますが、 new Microsoft Edge に読み込まれた DLL 群が表示される画面となります。
この画面は関連する DLL が出てくる形となっており、 OS など Edge のコンポーネントに関連しないものも含まれています。一部の PC のみ動作がおかしいなどのケースでは、関連している DLL が異なっている可能性もあるため、そういった観点を確認することができます。
ちなみに Edge では 243 個のモジュールが読み込まれていますが、 Chrome では 149 個のモジュールが読み込まれていました。 OS と連動して動作する部分が多くあるということでしょう。
次は edge-urls です。これは設定系画面へのショートカット一覧ですね。
この edge-urls を覚えておけば様々な機能に簡単にアクセスできるようになるため、ぜひ覚えておきたいアドレスとなります。
最後に settings となります。
このアドレスは自動的に profiles へリダイレクトされます。そのため、実際のアクセス先は以下のアドレスとなってきますね。
この画面はアドレス入力からだけではなく、右上の三点リーダー内の設定からも遷移することができます。
というわけでまずは抑えて起きたい 4 つの設定系画面でした。
現在のところ、 IE の起動などはまだ通常 UI から設定できないなどいくつか意識しておかなくてはならない観点があります。
そのためこういった機能を覚えておくと、今後役に立っていくと思います。
音楽:アイドリング