Office 365 ProPlus の Excel で共有編集を利用されている方は数か月前からの変化で気が付かれていると思いますが、校閲リボンにあるコメント入力方法が、より共有利用を意識した内容に変化してきています。
今回はその変化をご案内させていただきたいと思います。
まず、変改の大きな点は共有編集を意識し、メンションができるようになったことでしょうか。
以下のように、コメント入力時に @ を付与することで、ユーザーメンションができるようになりました。
メンションされるとメールでメンションされた旨が通知されてきます。
以下のようなメールですね。
変更されたばかりなので、メールですが、今後はTeamsチャットなどへのリアルタイム通知なんかも期待してみたいですね。
また、コメントは右側に一覧表示できるようになっています。
気にしておきたいのは、 Ctrl + Enter で入力確定しないと編集中が続くことです。
右側を見てもらうとわかると思いますが、コメント入力中はほかのコメントを作れない仕様になっています。確定しないと別のセルを見ていても編集中状態が続くので、追いにくいという弱点が汗
ちなみに旧来コメントといわれていたものはメモという名でコメントの脇に用意されています。
実施するとこんな感じに懐かしの黄色いコメントが。
正直なところ使い分けるような内容でもないものだと思うので、基本はコメントを今後は利用していくことになるのかと思います。
Excel は使いやすい反面、オブジェクトのテキストも含め、複数のメモ的要素があるので、うまく近いわけを決めていきたいですね。
音楽:Ephemera