Microsoft 2020年のEOS製品群を忘れないようにしていきましょう(年後半)

さて、引き続き 2020 年後半の EOS を確認していきましょう。

https://support.microsoft.com/en-us/help/4470235/products-reaching-end-of-support-for-2020

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後半最初は 7 月。 Visual Studio 2010 系が終わります。
Visual Studio は出たタイミングの Framework をサポートするので、 .NET Framework 4 の開発はこれより先サポートがなくなると思った方がよいでしょう。

続いて 9 月のオンライン版 Visio Services です。すでに Visio Online に切り替えられているケースが大半だと思いますが、完全終了となるので、忘れないようにしましょう。

Visual C# 2010 の無償版である Express Edition も 9 月で EOS となっていますね。
現在は Visual Studio Community という名前になって無償版が継続しているので、これを活用しましょう。

https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/community/

そして 10 月、 Office 2010 関連の EOS となります。

Exchange Server はこの一覧に載っていないのですが、2020 年 1 月のサポート終了から 10 月のサポート終了にタイミングが変わっています。(なぜか拡張サポート移行に名前があるのですが、サポートは終わるのかと思います、、、)

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4521825/exchange-server-2010-support-extended

Office クライアントは ProPlus へ移行を進めていく必要があるでしょう。

面白いのは MAC 向けの Office クライアントでしょうか。 2016 がこのタイミングで EOS となっています。
MAC 自体、過去の資産をどんどん切り離す方針であるため、サポートしていく方がアーキテクト的にナンセンスと考えたのかもしれませんね。

11 月は Windows 10 1803 が全面的に終了し、 12 月にも Windows 10 1903 が終了となります。
これは、サポートポリシー変更の影響で、 1 年の間にリリースしたバージョンが 1 か月の間にサポート終了となる面白い事例となります。
1903 、ついこの間リリースしたイメージでしたが、時代の流れは速いですね、、、

最後に 12 月はもう一つ終了するものがあります。それは Azure Site Recovery の InMage Scout です。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/site-recovery/vmware-physical-secondary-disaster-recovery

VM と Azure を相互運用している場合は気を付けておきましょう。
すでに新規構成はできないため、運用に含まれていないかは要チェックですね。

といった形で 2020 年も製品更新に意識を傾け、最良の実行環境が利用できるように心がけていきたいですね!

音楽:月下の陣