Office365 ProPlusをマスターキッティングする際の注意点

Office365 ProPlusをWindows7 EOSやOffice2010のEOSに合わせて導入しようとしているケースは数多くあるのではないかと思うのですが、マスターキッティングに利用する際はいくつか注意事項があることはご存知でしょうか?

その注意事項が以下のサイトに記載されています。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/deploy-office-365-proplus-as-part-of-an-operating-system-image?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

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大きくは以下の3点を守りながらインストールしていけということになっています。

  • インストール時にアクティブ化してはいけない
  • セットアップファイルを保存してはいけない
  • マスターを配布し、初回ログオン後にアクティブ化を行う

途中でOffice365 ProPlusを起動してしまった場合、再インストールするように案内されていることからも、かなり慎重に進めていく必要がありますね。

起動しなかったことは、以下のコマンドを実行し「No Installed product key detected」と出ることを確認するとよいようです。

cscript.exe "%programfiles%\Microsoft Office\Office16\ospp.vbs" /dstatus

私のマシンはアクティブ化までされているのですが、そのケースでは以下のような記述になるようです。
区切りの上にinstalled product key:という文字があることが確認の方法になりそうですね。

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2020年に入ると、2010年ころに出た仕組みがどんどんEOSを迎えていきます。

まずはWindows7、Exchange 2010、後半にはOffice2010ファミリーと、IT管理者には大変な一年になる予感がしますね。

ただ、これを機に社内の仕組みを刷新し、より効率的で使いやすい環境を提供することができる機会とも取れます。
生産性が低いといわれて久しい日本国内ではありますが、ぜひまわりから改善していければよいですよね!
音楽:Bad Dog No Biscuits