Office365の中で中核となりつつあるTeamsですが、利用するには当たり前のようにライセンスが必要となります。この、ライセンスを持っていない層に対し、Teams Exploratoryという名前で、Teamsの試用版を提供し始めるというプログラムが開始されるようです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/MicrosoftTeams/teams-exploratory?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
今までもTeamsの試用版はあったのですが、SharePoint P1などのライセンスを持っていても試用ができなかったりしたのですが、To-DoやMDMも対象となり、装いも新たに再出発するという方向に舵を切ったようです。
この試用版、Office365 E1、E3を利用中のケースでは有効とならないので、大規模な企業での利用ケースではあまり意識しなくてもよいかもしれません。
が、Office365 Businessを利用しているなど、ある特定のアプリのみを利用しているケースでは、Teams Exploratoryが有効となり、ユーザーの意思でTeamsを利用できるようになっていく形となります。
統制をとって使わせたい。であるとか、ユーザー判断で利用開始されては問題があるケースでは、管理センターより試用版アプリとサービスをインストールできるチェックを外しておきましょう。
設定 - 設定よりユーザーが所有するアプリとサービスを開いて試用版をインストールできないようにすることができます。
Teams自体は誰にでも簡単に使える仕組みだと思いますので、よほどの状況でなければぜひ利用を推進いただき、組織全体の生産性を高めていってもらえればと思います。
音楽：rise
