Office365 ProPlusにOneNoteのインストールが追加されるようです

Office365 ProPlusはExcel、Word、Outlook、Teamsといったよく使われるアプリから、Access、Publisherといった企業業務向けのアプリケーションまで、いくつものアプリケーションが一緒になったパッケージですが、2018年末に発売されたOffice 2019よりOneNote 2016というアプリがオプトアウトされ、Windows10に標準搭載されているOneNoteに合流するというアナウンスが流れていました。

その当時は2020年10月までのサポートとしてアナウンスされていたのですが、なんとそのサポート期限が延長され、2025年10月14日まで延長サポートされる旨の情報が以下のサイトに記載されていました。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/Office-365-Blog/Your-OneNote/ba-p/954922

f:id:mohessu:20191205010501p:plain

この内容によると、OneNote 2016の名前のまま2025年までサポートされるのとともに、Office365 ProPlusとOffice 2019において2020年3月以降のインストールでは、標準でOneNote 2016が組み込まれるようになるということでした。

念のため現在のODTで標準インストールを見てみると、OneNoteとGrooveがインストール対象外となっています。

https://config.office.com/deploymentsettings

f:id:mohessu:20191205010829p:plain

これが今後自動的にオンになっていくということとなります。

インストールオプションを付けなければ自動的にインストールされることになるため、ユーザーにインストールを任せている場合は特に注意しておく必要があります。
2020年3月を境に、インストールされているアプリが変わるので、それに沿ったサポート計画を立てるようにしておく必要が出てきますね。

OneNote 2016は、Windows10 付属のものと異なり、OneNoteのデータをローカル保存することができます。このデータを別の場所に保存しておくことでバックアップも容易にとれるということもあり、いまだに根強い人気がある状況でした。

いままでWindows10 付属のOneNoteを利用されていた方はこの機会にOffice版も利用してみて、どちらがより使いやすいか確認してみるとと良いかと思います。

音楽:重機械学