1909はリリースされましたが、今週もInsider Previewは20H1をめざして更新が続いています。
というわけでWindows10 Insider Preview Build 19025がリリースされました。
残念ながらバージョンは1909にならず、1903のままというちょっと面白い状況になっています。早いところ1909にあげてもらいたいですね汗
今回もあまり大きな更新はアナウンスされていませんでした。
が、Windows Searchについて興味深い話が。
いつのまにかWindows Searchの検索対象がデスクトップとライブラリ+αが既定という形に変わっていたようです。検索対象もクラシックと拡張という2種になっており、簡単に検索対象(クロール対象)を選択できるようになっていました。
念のため1909を確認してみたところ、簡易選択はなく、詳細検索インデクサーの設定という項目にまとめられていました。(検索対象はすでににドキュメント周りのみとなっているようでした。)
【1909の画面】
検索範囲を選択する場合、設定アプリの検索、Windowsの検索画面で「ここで検索場所をカスタマイズします」を押下し、インデックスのオプションを表示させることでカスタマイズできます。
初期状態ではこんな感じにユーザー配下のユーザーが明示的にファイルを保存するであろう場所が選択されています。AppDataが除外されているため、Chromium版Edgeなどのデータは検索対象外となるということですね。
ちなみに上記のファイル選択画面、初期状態では隠しフォルダはみることができません。エクスプローラーで隠しファイルを表示するようチェックを入れておく必要があるので、見る場合は忘れないようにしましょう。
1909がリリースされたいま、Insider Previewはどういった方向に向かっていくのか注目ですね。順当にファーストは20H2を向くのか、それとも春更新と秋更新の考え方でもうしばらく20H1に傾倒し、一気に21H1に移動するという考え方もあるのかと思います。
1909が出た今、こういった取り組みにも注目していきたいですね。
音楽:山