Office365 OneDrive for Businessでファイルの依頼を行えるようになるようです

Igniteが閉幕し、今週は少し情報が落ちつくかと思っていたのですが、いきなり面白い機能の提供が目に留まりました。

OneDrive for Businessに、ファイルを要求するための機能が追加されるようです。

詳細は以下にあり、2019年12月までに順次展開というスケジュールとなっています。

https://support.office.com/ja-jp/article/%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab%e8%a6%81%e6%b1%82%e3%82%92%e4%bd%9c%e6%88%90%e3%81%99%e3%82%8b-f54aa7f8-2589-4421-b351-d415fc3b83af?storagetype=stage&ui=ja-JP&rs=ja-JP&ad=JP

どのような機能か簡単にまとめると、アップロード専用のフォームを専用URLで提供してくれる機能です。

アップロードしかできなく、複数の人に同じURLを説明できるため、使いどころとしては時季的にも年末調整の資料提出などに使えそうですね。笑

ファイルを提供する側は、以下のようなUIでファイルをアップロードしていくようです。

このサンプルはRFPの提出に利用しているようですね。

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この機能のすごいところは、アップロードする側はMSのライセンスも不要というだけでなく、MSAでの365ログインも不要というナイスな仕様となっているようです。

この機能をうまく利用すると、納品物をOneDriveで提供してもらうといったことも簡単に行えますね。

ちょっと気になるのは上記のURLがどのようになるか。というところでしょうか。

ログインが不要ということはtenant restrictionsのような制御が行えないということと同義だと思うので、提供URLによっては全面的に使用禁止を検討しないとならない。などもありそうです。

使いどころが多そうなだけに、そういった仕様がどうなるかはきっちり確認していきたいですね。

音楽:My Love