Office365 Update 2019年11月よりUpdateモジュールのコード署名がSHA-1/SHA-2のハイブリッドに変更されます

2019年3月頃にお伝えしたWindows関連の電子署名のSHA-2化ですが、この波がOSだけでなく、Officeにもやってくるようです。

【OSでのSHA-2化について】

http://mitomoha.hatenablog.com/entry/2019/03/16/031641

Windowsでは、SHA-1/SHA-2のハイブリッド状況を経て、SHA-2のみに9月までに変更されているので、OSのアップデートを定期的にあてている状況であれば特に意識する必要はありません。

【OfficeのSHA-2化について】

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逆にOfficeのバージョンアップは定期的に行っており、Windowsのバージョンアップは必要に応じてのみ適用しているようなケースの場合、OS側でSHA-2を利用できるようにしておかないと、Officeのパッチが受領できなくなるということが懸念されますね。

SHA-2に対応するために必要なOSパッチについては以下のサイトに詳しく乗っているので、該当しそうな方は適用されているか確認を行っておきましょう。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4472027/2019-sha-2-code-signing-support-requirement-for-windows-and-wsus

音楽:Bag’s Groove