Windows10は現在、 ファストRingで20H1、スローRingおよびRelease Preview Ringで19H2を配信していますが、Release Preview Ringにて1909バージョン表記を記したBuild 18363.418がリリースされました。
このバージョンを導入するには、Release Preview Ringに設定を変更しておく必要があるようです。また、Release Previewにする前の段階でBuild 18362.10024が適用されれている必要があります。
今回、該当1つ前のバージョンとなるBuild 18362.10022からのバージョンアップができたので確認していきたいと思います。
【Build 18362.10022がインストールされた状態です】
まずはBuild 18362.10022からバージョンアップです。
スローRingでWindows Updateを行うことでBuild 18362.10024にアップグレードすることができます。サイズは400MB弱。アップグレードとしては小さいデータですね。
てもとのSurface GOでは1時間程度でアップグレードが完了しました。
サイズが小さく、アップグレードが早かった理由はおそらく以下にあるのかと思います。
更新の履歴を見てみると、機能更新プログラムではなく、品質更新プログラムとして提供されている状況でした。(いろいろあって私の環境は機能更新プログラムのバージョンが品質更新プログラムよりも高い状態になっていました汗)
この状態から、インストール日はそのままになり、OS ビルドだけがカウントアップされた状態になるようですね。
さて、1909のインストールに進みたいと思います。
一応Build 18362.10024でも1909の機能は網羅している状態のようで、そこから先はバグフィックスとなるようです。
設定アプリの更新とセキュリティ - Windows Insider Programの設定で、Release Previewを選択します。
この状態で再起動を行ってからWindows Updateを手動実行すると、Windows 10 Version 1909 の Windows Insider プレリリース機能更新プログラムをインストールすることができるようになります。
このバージョンも今までと同様、Express Update対応のようで、最初に20MB程度のダウンロードが行われ、それから実データが提供されるようでした。
インストール完了後にSoftwareDistributionフォルダを見てみたところ、3.5GB近いファイルがダウンロードされていました。
Express Updateではなくフルパッケージとしてダウンロードされたと思われるサイズですね汗
インストールにはダウンロード含めさらに2時間といったところでした。
Surface GOを利用していると、アップグレードにかかる時間でパワー不足を感じますね笑
というわけで、1909にバージョンアップすることができました。
見た目などは変わらないので実感は薄いのですが、正真正銘1909となっています。
ちなみに初回起動時にEdgeが立ち上がり、いつものようにWelcome to Windowsを表示してくれます。
November 2019 Updateの名の通り一般リリースはおそらく11月のIgnite期間中になるのかと思いますが、もうすぐそこに迫っていますね。
そろそろ機能の棚卸をしている方も多いと思いますが、1909の新機能は以下のページで確認することができます。
1909はEnterpriseでは30か月のサポート期間があり、Windows7の終了に合わせて利用される方が結構いらっしゃるのではないかと思います。
いまからでも遅くはないので、機能の確認とインストールの検討を進めてみてはいかがでしょうか。
音楽:夏、透色に