Office365 Teams クライアントの定期アップデートプロセスが公開されていました

Office365の目玉製品となるTeamsですが、そのデスクトップアプリは自動的にバージョンアップされる仕様となっているため、企業で利用するにはそれなりの帯域を確保したネットワークが必要になります。

そんなTeamsですが、数か月に1回のバージョンアップといううたい文句だったものが一気に2週間おきのバージョンアップに変わっています。

https://docs.microsoft.com/en-us/microsoftteams/teams-client-update?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

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上記にもあるように、2019年7月31日以降、クライアントのバージョンアップにネットワーク帯域を利用しないようになる。ようなのですが、詳細までは記されていませんでした。

そこでバージョンアップ履歴を見てみると、2019年7月10日のバージョンアップでその機構が取り入れられたようです。

https://docs.microsoft.com/en-us/MicrosoftTeams/room-systems/srs2-release-note?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

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というか、過去一年で8回のバージョンアップとなっています。
これが年24回のペースで更新されていくことになるので、そのままでは3倍のトラフィック増になってしまうところだったというわけですね汗

少し前に大手インターネットプロバイダのバックボーンがWindows Updateで枯渇したという話も出ていたかと思います。

ネットワーク帯域については、そろそろ本当に抜本的な変更を行っていく必要がある状況になってきたのかもしれませんね。

音楽:軍靴の記憶