Chromium版EdgeがWindows7対応しました

まだ、Windows10版のBETAも出ていない状況ではありますが、なんとWindows7向けのChromium版Edgeがリリースとなっていました。

https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/download

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見ての通りCanary版での提供となっていますが、ここまで早く来るとは思っていませんでした笑

ちなみに上の画面、Windows7のIE11から開いたときは以下のように見えるようです。

自分のOSに合わせて表示が変わるみたいですね。

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早速ダウンロードを試してみました。
License Termが表示され、Accept するとインストーラーがダウンロードされてきます。

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サイズは1.58MB。やっぱりインストーラーのサイズは小さいですね。

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SetupCanaryを起動するとしばらくして以下のダイアログが表示されました。
それなりのサイズのダウンロードが行われたようです。

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ダウンロードが終わるとインストールの説明などないままChromium版Edgeが起動しました。

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初回は設定が表示されますが、そのままConfirm-Doneと進んでいくだけで利用できるところまで進みます。

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インストールが終わり、画面が開いたところでプロセスチェックです。
自動アップデートの仕組みは別プロセスが動いているようですね。
見ての通り2枚のブラウザをタブで開いているだけですが、9個もmsedge.exeが動いていました。
一つ一つは小さいですが、裏プロセスが多いようです。

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ダウンロードされていたファイルはどのくらいのサイズかわからなかったのですが、おそらくEdge SxSフォルダにあるmsedge.7zと思われます。サイズは280MB!結構大きいですね。

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このインストーラー含め、Chromeのようにプロファイルデータの中にアプリケーションが配置されるようです。

C:\Users\Username\AppData\Local\Microsoft\Edge SxS\Application

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サイズもあるのでそのうちOneDriveアプリやTeamsアプリのように共有インストールなどが出るのかもしれませんね。

ぱっと使ってみたのですが、Web版Teamsも普通に動きましたしそんなに重い感じもありませんでした。

実はこのChromium版Edge、管理者権限がなくても利用できるところが大きいですよね。制限の強い環境でも導入できる可能性があるため、管理者側は利用状況を注視する必要があるかもしれません。

Windows7はあと半年くらいでサポート切れとなりますが、まだまだ現役で利用している場合はぜひ一度入れてみてはいかがでしょうか。

音楽:プラチナ