Windows7 ESUに関する情報がアップデートされていました

Windows10が世に流通してから4年弱、すでに個人用途ではWindowsXPWindows7は過去のものになりつつありますが、企業ベースでの利用ではまだまだWindows7の利用は多くある状況です。

そんな状況に対応すべく、Windows7に対し拡張セキュリティアップデート(ESU)がリリースされるというアナウンスが2018年9月になされていますが、その詳細が以下サイトに記載されていましたのでお伝えしたいと思います。

https://support.microsoft.com/en-us/help/4497181/lifecycle-faq-extended-security-updates

簡単に説明すると、ESUが適用可能なライセンス形態とサービススタート日、およびセキュリティ更新プログラムのうちどのレベルを対象としているのかが記載されています。

f:id:mohessu:20190501225911p:plain

ESUはWindows7で話題になっていますが、Windows Server 2008SQL Server 2008も対象となっているのですね。

特にSQL Server 2008は2019年7月でサポート終了となっているため、ESU適用かバージョンアップするかの検討にはすでに2か月程度しか猶予がありません。

また、ESUの情報はあまり出回っていませんが、包括契約を行っている企業向けにのみ販売しているようですので個人ユーザーにはあまり関係しないかもしれません。

しかしながらESUを適用するにはもう一つ、AzureでIaaSにサーバーを移動させるケースとMicrosoft Windows Virtual Desktopを利用するケースにおいても適用対象となります。こちらは個人ユーザーでも利用は可能なため、どうしてもWindows7を使い続ける必要がある場合は、クラウドWindowsを利用してみるというのも検討してみてはいかがでしょうか。

音楽:Water Forest