もう2019年3月も後半に入ってきましたが、それに伴いWindows10 19H1の開発も追い込みをかけてきているようです。
今週も2回のアップデートが行われ、Buildが18358まで上がってきました。
今回は19H1とは直接関連しないようですが、2つの更新が記録されているようです。
1つはAndroid端末の画面をWindows10に飛ばす機能、もう一つはChrome、FirefoxのサードパーティブラウザでWindows Defender Application Guardを利用できるようになるというアナウンスです。
特に1つ目は気になるものの私、Android端末を持っていないため確認が取れませんでした。
Your phoneアプリでこの機能が使えるようになったようです。
利用可能なOSバージョンの縛りはあるものの、このBuildで実装されたわけではなさそうでした。
もう一つ目のWDAGですが、これも今回のBuildで始めて動作するわけではなく、1803以降が導入されていればよいとのこと。
動作にはWDAGを動くところまでもっていっておく必要があります。
インストール方法は以下を参照ください。
今ではEnterpriseだけでなく、Proでも動くようになっていますが、インストール方法は変わりません。
Windows10 Windows Defender Application Guard for Edgeの有効化 - ()のブログ
Chromeのアプリとfirefox向けのアプリがあり、それとWindows Storeアプリとが連携して動作するようです。
【Chrome向けアドイン】
https://chrome.google.com/webstore/detail/application-guard-extensi/mfjnknhkkiafjajicegabkbimfhplplj
【Firefox向けアドイン】
https://wdage.azurewebsites.net/
こちらは動かせそうなので、Chromeで動作を確かめてみたいと思います。
まずは拡張機能のインストールです。上のリンクをクリックしましょう。
利用者が少ないのが気になりますが、とりあえずインストール。
Chromeに追加を押下します。
拡張機能で必要となるアクセス権が表示されます。
閲覧履歴はURLチェックで動きを制御するというところからは必要となりそうですが、ウェブサイト上にある全データの読み取りはかなり広い権限に感じますね。
この妥当性は正式リリースまでには見てみたいところです。
でもまずはインストール。拡張機能を追加をクリックします。
これで拡張機能側はインストールできました。
拡張機能の次はコンパニオンアプリのインストールです。
以下がストアアプリのアドレスとなっているのでブラウザにコピーして起動しましょう。
ms-windows-store://pdp/?productid=9N8GNLC8Z9C8
ちなみにこの拡張機能がインストールされてると、以下のようにWeb閲覧全体がブロックされます。右上に拡張機能のマークが出ていますね。
これを押すと以下のようなプロパティが表示されます。
一番上のスイッチは診断データの収集についてで、機能のオンオフではないので注意しましょう。
で、本題のコンパニオンのインストールです。
Microsoft Storeが表示されたら後はインストールするだけ。
入手をクリックしましょう。
残念ながら私の環境ではインストールエラーとなってしまいました。
何度か試したのですが、エラーのままだったので調整している最中なのかもしれません。
このままだとChromeからのブラウジングが行えないため、機能をオフにしておきます。
機能をオフにしたい場合はChromeの右メニューから設定を開き、開いた先の左メニュー下部にある拡張機能を開きます。
これで拡張機能一覧が表示されるので、Application Guard 拡張機能を削除もしくはスイッチオフしましょう。
ちょっと使ってみたい機能だったので残念ですが、またリトライしていきたいと思います。
音楽:Vesper Bell