Office365 3DESでのアクセスが2月末で行えなくなります

昨年にもお伝えした3DESアクセスの終了のお知らせですが、2月に入ったため再度アナウンスがされていました。

Office365 TLS1.2対応に伴う旧暗号化プロトコルでの接続について - ()のブログ

TLS1.2以外のアクセスのサポートが終了するという話の流れの中で、2019年2月28日をもって、3DESでのアクセスはいち早く行えなくなるという話です。

この流れの中に1月からレポーティングの機能が提供される話がありました。
この機能がアナウンスのタイミングに合わせて提供されていました。

日々のアクセスの中に、TLS1.1以前のものがどれだけあったのかを確認するためのレポートとなっています。
今回はこの取得方法を見ていきたいと思います。

まずはOffice365の管理者でSecure Scoreにアクセスします。アドレスは以下となります。

https://securescore.microsoft.com

アクセスしたらDashboardからScore Analyzerタブに移動します。

f:id:mohessu:20190208005216p:plain

タブの中段にRemove TLS 1.0/1.1 and 3DES Dependenciesがあるのでこれを開きます。下の方にUpdateボタンがあるのでこれを押します。

f:id:mohessu:20190208005324p:plain

サブメニューが開いたら、Launch Nowを押します。

f:id:mohessu:20190208005439p:plain

すると以下のダウンロードボタンが別画面で表示されます。

f:id:mohessu:20190208010202p:plain

これを押下すると以下のファイルを取得することができ、これが目的のTLS1.2以前のアクセスレポートとなります。

TLS-Deprecation-Report.csv

f:id:mohessu:20190208011302p:plain

幸い、私の環境ではアクセスがなかったため、何も記されておりませんでした。

以下のアドレスに直接アクセスしても取得できるようです。
もちろんログインはOffice365管理者権限で行う必要があります。

 

https://servicetrust.microsoft.com/AdminPage/TlsDeprecationReport/Download

世の中的にはほとんど使われていないといっても、ユーザーに迷惑はかけられない。というのが管理者側の思いでしょう。

このログを定期的にチェックし、アクセスがあれば解析をするという形でサービス終了前に問題をつぶしておければ良いですね。

音楽:Flying Dragon