今回は、かなり使いどころが多くなるであろう機能の紹介です。
SharePoint Onlineに、Officeファイルのダウンロード禁止機能が提供され始めました。
OneDrive Message Center Update November 1st to November 31st - Microsoft Tech Community - 288957
共有権限を与える際に、ダウンロード禁止属性を与えるだけで利用可能となります。
以下のような形で設定していくことが可能です
Officeドキュメントを選択し、共有ボタンを押します。
共有が開いたら、このリンクを知っている~のユーザーが編集できます。とある上部のボタンをクリックします。
すると、リンクの設定にダウンロードを禁止するスイッチが提供されていることがわかりますね。
このスイッチは編集を許可しない設定のときのみ動かすことが可能です。
そして元の画面に戻り、リンクのコピーを実行したり、アドレスを入力して送信を押しましょう。
リンクのコピーボタンは手軽に使えるので利用していきたいところですね。
このリンクURLを他人に渡し開いてもらうと、Office Onlineが起動し、ダウンロード権限がないことが明記されます。(ついでに印刷権限も剥奪されますね。使いどころがわかっている感じで好感触です。)
ちなみにOfficeファイル以外ではダウンロード禁止を付けることができません。
Officeファイルでも、Office Onlineビューワーが対応していない形式の場合、ダウンロード禁止設定はできるものの開くことができません。
開こうとすると(この場合はダウンロードされる動作になるのですが)、アクセス許可がありませんと出て、きちんとカバーしてくれる動作となっています。
この種の要望は私の周りでも結構な数があったため、この実装は非常にありがたいですね。なお、利用できるようになるのは2018年11月末頃から2019年1月末までの間となるようです。
利用したい方は首を長くして時を待ちましょう笑
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