Microsoft Teamsはプロジェクトなどのチーム単位に作っていくことができ、非常に使い勝手の良いツールなのですが、今まで所属情報などを基にした動的なグループを作成は行えませんでした。
(ただ、私はこれ、試せていませんでした。この動的なグループの作成にはAzure AD Premium 1のライセンスが必要となるため、試すことができなかったのです。汗)
その今まで出来なかった動的なグループの作成が、いつの間にやら行えるようになったようです。
チームの動的なメンバーシップの概要 | Microsoft Docs
上記情報を確認すると、チームの作成時に動的なグループを選べるというわけではなく、追加ユーザー選択時に、作成済みの動的なグループを選択できるようになったという位置づけのようです。
動的なグループなのですが、Exchange管理センターで作成可能な動的配布リストではありません。
【こっちのじゃないです】
Azure Active Directory 管理センターよりグループを選択するときに作成できる、メンバーシップの種類を動的メンバーシップにした際のものとなります。
ちなみに私が利用できなかった理由は以下に記載があります。
Azure Active Directory の動的グループ メンバーシップ ルール参照 | Microsoft Docs
この動きは利用時にも注意する必要がありますね。
ライセンスがないユーザーが動的なグループに含まれないように調整、管理していく必要があります。
たとえば、定期的に一覧を収集して確認するなどの行為が必要ということですね。
かなり面倒な対応が必要なので、ライセンスが当たっていないとグループに割り当てられないというような動作に変わってくれないですかね、、、
あとGUIでの作成方法は以下を参照するとよいと思います。
Azure Active Directory での動的グループの作成と状態チェックを行う | Microsoft Docs
この機能をうまく利用すれば、部署のチームなどを立ち上げることができますね。
ぜひ利用を検討してみて下さい。
音楽:Goodnight Julia