Office365 グループウェアとしての競合製品だったNotesがついに身売りされました

今年に入って最大の衝撃的なニュースかもしれません。
Office365を導入しようとしているケースでいつも競合となってくるのがG Suite。
そして、Office365を使い始めようとしている人に、もともと使っていたメールシステムを教えてほしいと伝えるといつも出てくるのがDomino/Notes。

というくらいに様々な企業で導入されてきたDomino/Notesですが、IBMの手を離れることが決まったようです。

HCL Technologies to Acquire Select IBM Software Products for $1.8B - Dec 6, 2018

HCLテクノロジーズという、インドの会社に譲渡されるようです。
Notes自身は2018年10月に最新版の10が出たばかりなのですが、早々にサポート体制などが移管されるということになるのでしょうか。
逆に、今まではNotesからOffice365への移行は保守費用が高いという面にフォーカスがあたることが多かったのですが、この機にそういった観点が見直されてくる可能性がでてきますね。費用が抑えられる状態となった場合はNotesが再度見直されてくるなども大いに考えられるのかと。

譲渡には当局の承認も必要となるようなので2019年になってからの動きとなるようですが、グループウェア周りはこれで大きな動きが出てくるかもしれません。

音楽:Melty Kiss