Windowsを昔から利用している人には賛同いただけると思いますが、OutlookとOutlook Expressの違い、SkypeとSkype for Businessの違い、OneDriveとOneDrive for Businessの違いのように、コンシューマ製品とビジネス製品で似通った名前でありながら全く別のものということがマイクロソフト製品ではよくあります。
そんな中、Outlook.comへアクセスするとOffice365のOutlook on the Webへ遷移するという新しい方式が発表されました。
Updates to Outlook on the web - Microsoft Tech Community - 293654
ようするに名前だけでなくURLからもコンシューマとビジネスの区分けをなくすような変更という形でしょうか。
ちなみに、Outlook.comからのアクセス以外は今まで通りのアクセスが可能なので、入り口が一つ増えたのみの形となっています。
Outlook.comはコンシューマ向けということもあり、Outlook.comへのアクセス制御を行っているケースもあると思いますが、そのケースでは今まで通りアクセス制御を行ったままでもOffice365のOutlook on the Webへアクセスすることは可能でした。
2019年1月末までに展開が完了するようなので、Outlook.comからOffice365へアクセスさせるかどうか、よく検討したうえで開放するかどうか決めていく必要がありそうです。
音楽:Exaelitus