Office 365やSharePointを利用している中で、この製品群を利用している意義を尋ねられたら真っ先に上がってくるであろう検索機能ですが、2018年11月26日よりSharePointの検索結果と、非公開のOneDriveの検索結果を分けて表示するようになるようです。
単純にSharePointの検索結果を見ているだけであれば、以下のようなOneDriveとSharePointの結果が同時に記される画面構成から、2箇所に分断表示される形に変更となり、OneDriveの検索結果とわかりやすくなるのですが、同時にAPIにも変更が加わるということのようです。
【OneDriveとSharePointが一緒くたに検索表示されています】
APIの場合、検索結果を基に整形処理が入ると思うのですが、この整形処理を欲しい結果に応じて変更する必要があるようです。
先のサイトの内容を見ると、「search/query」APIに渡すパラメータに「Properties='ContentSetting:3'」を加えることでSecondaryQueryResultsタグにOneDriveの結果が返るようになるとのこと。
残念ながらContentSettingの値を3以外にするとどうなるのかはまだ開示されていないように見受けられました。
既定では非公開のファイルのみ表示対象外になるということなのですが、公開されているOneDrive上のファイルの見え方などもう少し深堀したい点が見え隠れしています。
この点は早期にどういった結果になるのか、確認してみたいところですね。
音楽:SF GAME CENTER