Windows10 .NET Frameworkのサポート期限について

ちょっと調べもの。ということで、.NET Frameworkのサポート期限を調べていました。
少し古い記事なのですが、以下サイトで.NET Frameworkのサポート期限について詳しく書いてありましたので紹介ます。

.NET Framework サポート ライフサイクル ポリシーについて (2015年10月) – Visual Studio 日本チーム Blog

Windows10ではUWPの台頭もあり、.NET Frameworkでの開発は前面に出てくることが少なくなっており、.NET Coreでの開発が推奨されているようにおもえます。

そんな中でも.NET Frameworkは15年以上の間、業務アプリの開発を行うためのフレームワークとして利用されてきた実績があり、対応しているアプリも相当な数がある状況です。そのような中、Windows10ではどのバージョンの.NET Frameworkが有効なのかを調べようとしたのが今回でした。

結論としては、.NET Framework 3.5.1と.NET Framework 4.7以降がサポート中のWindows10で有効という状況のようです。(.NET Framework 4.X系はOSと同時にサポートが切れると思っておけば間違えなさそうです。)

その中でも面白いのは.NET Framework 3.5.1の扱いでしょうか。
Windows Server 2019でもオプションインストールが可能な状態であり、サポートもそのOSがサポート中はサポートされるという状況も変わらないようです。
.NET Framework 3.5.1は2010年ころに出ているはずなので、このバージョンだけでいっても2019のサポート切れとなるであろう2028年ころまでは現役であるはずで、2005年リリースと.NET Framework 2.0から考えると23年もの長期間サポートが受けられるフレームワークということになりそうです。

こう考えると、.NET Framework 2系で作成されたアプリは、OSのアップグレードを抜きにして考えると、超長期にわたって安心して利用できる稀有な存在ということになるのかもしません。
マイクロソフトとしてはかじ取りが難しいかもしれませんが、IE11とともに、.NET Framework 3.5.1も今後とも末永くサポート対象であってくれることを切に願います。

 

参考

.NET Framework のバージョンおよび依存関係 | Microsoft Docs

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