Windowsではユーザーの利用情報を集め、機能向上に役立てています。
Windows 10 1803からは診断データビューアーを搭載し、どのようなデータがマイクロソフトに送付されているかもわかるようになり、データ取得時の透明性がさらに増したのですが、取得されたデータを確認するための手段が提供されているのをご存知でしょうか。
いか、診断&フィードバックの削除の項にある、プライバシー ダッシュボードという機能でその手段が提供されています。
このサイトにアクセスするには以下URLをクリックします。
https://account.microsoft.com/privacy/
こんな感じで、プライバシー情報がどうなったか、ユーザーにて確認することができます。ただし、このサイトはMSAのみが対応となっているようで、組織のアカウントでは取得までなりませんでした。
こんな感じで、閲覧の履歴、検索履歴、位置情報、音声(Cortana)、メディア、製品およびサービス、パフォーマンス、Cortanaノートブック、Linkedin、Health
実際のデータもこのような形で閲覧することができます。
湖の検索はWindowsログオン画面のボタンを押したときの奴ですね。
GDPRの観点から、データのコントロールについてかなり言われるようになっていますが、今回はマイクロソフトはやり玉に挙がってこないですよね。
IEの提供のころからいろいろ言われ続けただけあって、この手の対応は身についているのかもしれません。
ユーザー側としてはこういった情報を有効活用してもらいたい反面、見せたくないデータは消したいということもあるはずなので、こういった取り組みは評価できますよね。
また、自分の履歴を振り返る意味でも一度見てみると面白いかもしれません。
アクセスしたことのない方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
音楽:she's so high