Office365 SharePoint Onlineの自動翻訳機能が終了となるようです

SharePoint Onlineには、オンプレサーバー時代からある複数言語対応したサイトを作成する機能が備わっています。

発行機能を有効にすると表示される、バリエーション設定を有効にすると利用できる機能なのですが、これを利用すると自動翻訳を行うことができたりと、多言語対応をサポートしてくれるのです。

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詳細な使い方は以下を確認してください。

複数言語の Web サイトを作成する - SharePoint

で、このバリエーション機能で利用している翻訳機能ですが、9月でサービスが終了するようです。このサービスが終了すると、バリエーション ラベルを作成ができなくなり、言語対応ができなくなるような形となるようです。

【利用できなくなる バリエーション ラベル作成】

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今後は、MUI(Multilingual User Interface)を利用していくのが通例となるとのことなので、この機会に言語を変更する方法を覚えてお区と良いかと思います。

言語の設定は以下の手順で増やすことが可能です。

プロファイルを開きます。

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プロファイルを更新します。

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中央にある言語と地域の設定を変更する方法を開きこちらをクリックします。

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詳細の編集が開いたら、...を押し、言語と地域を押下します。

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表示言語に既定言語が入っているので新しい言語を追加し、上位に移動しましょう。
一番下にある保存ボタンを忘れずに。

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簡単にいうと、Windowsの言語設定と同じようにユーザーロケール中心の考え方になったと思えばわかりやすいでしょうか。

バリエーションを用いた複数言語対応を行っている場合は9月までにこの方法での言語変更をユーザー通知するようにしていく必要がありますね。

音楽:March For Koala