なんだかすごいことが記載されているようです。
7月より、SharePoint Onlineのバージョン設定のうち、メジャーバージョンの最低保持数が100となるようです。
規定値は500なので、既定のまま利用しているケースではあまり意識しなくてもよいかもしれませんが、大きいファイルをアップロードしているケースなどにおいてはかなり急を要する変更となりそうです。というもの、SharePointでのバージョン管理は古いファイルをそのまま保持しておくスタイル(差分とかではなくフルでデータを持っている)のため、動画ファイルなどをアップロードして、更新を何度か行うようなライブラリがあった場合、通常は特性に応じてバージョン管理を無効にしたり、数バージョンのみを持つようにして、ディスクの減りを抑えるような設計をしているかと思います。
【今はまだ10等の小さい数を設定できます。】
この更新が入ると、メジャーバージョンは最低100、そしてバージョン管理を行わない設定ができなくなるとのことなのです。
小さい数値に設定していたり、バージョン管理をしない設定にしていても、今回の更新で100にかさ上げされるとのこと。SharePointの容量増加とタイミングが合わさってくるようなので、総容量は意識しなくてもよいかもしれませんが、サイトコレクションのクォータ量は意識的にチェックをしておかないと、容量オーバーが多発する可能性が出てきます。
どうもCSOM APIでは今後も変更ができるようなので、以下のenableVersioningを適用させる方式を検討しておく必要があるかもしれません。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj244795.aspx
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