Office365のMicroosft Teamsですが、2018年6月1日よりなんと組織外のテナントを用いた試用が可能となるようです。
Manage the IW trial offer for Microsoft Teams | Microsoft Docs
ユーザーに対するTeamsのライセンスが無効化されていないことが条件ということなので、Office365 Eシリーズなどを利用しているケースでは適用されないようです。Office365 Businessを利用しているか、まだライセンスを割り振っていないケースが該当するのかな。という感じです。
【試用版を利用できないケース】
明示的にTeamsライセンスを無効化している場合は適用されません。
この試用版ですが、最初のユーザーが試用を開始してから1年間有効となるようなので注意が必要です。例えば、半年後から組織全体で試用を開始したいなどがあれば、試用ができないように設定しておくことが必要です。
設定は以下のように、管理センター上で行うこととなります。
サービスとアドインを開き、ユーザーが所有するアプリとサービスを確認しましょう。
この中で、ユーザーが試用版アプリとサービスをインストールできるようにする。という項があり、デフォルトでオンとなっているため、これを6月1日までにオフにしておくことで制御ができるようです。
試しにオンのまま、ライセンスを付与していないユーザーでTeamsにアクセスしてみました。
すると、、、今のところライセンスが見つからない。というエラーとなるようです。
これが今後トライアルの画面になるということですね。
今後はTeamsだけでなく、それ以外のサービスに拡大されてくるようです。
この変更ですが、社内で順次ライセンスを適用していくような運用をしているケースにおいてはインパクトが大きい気がします。ライセンスを適用していないにもかかわらず、試用できてしまう。という事態に発展しそうな感が、、、
社内で制御をかけていきたい場合は忘れずに設定を変えておきましょう。
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